-
2024/06/20
再び社会と繋がるきっかけになった日
毎日しんどくて、人と距離を置くようになると 相手側も距離を置き、 疎遠になることがあるが しばらく距離を保ち、また「普通」になる場合と 疎遠から無縁に移行してしまう場合がある。 それでいい、それでよかった、 と思える場合は、…
-
2024/06/19
お供えであってお供えではないお菓子
距離を置くことがあったとしても また普通に来てくれるような人のことを 昨日書いたが、 「普通に」の話はよく聴く。 子どもが亡くなると、 何もかもしんどくて 人と距離を置いてしまうことがある。 そしたら、相手側は、さらに…
-
2024/06/18
役に立てない自分を嫌にならないでほしい
悲しみのさなかにある人を 言葉で救えるすべは、なかなかない という認識をもっておきたい と考えるが、 そういうことを授業や講演などで言うと 途端にアンケート評価が下がる~ 「参考になる内容はなかった」 とか書かれる~ …
-
2024/06/17
言葉で救えるすべはない認識
つらい話、とりわけ死別のことが語られるとき しっかりと、他人事にしないで聴くとすれば、 もし私だったら、どうだろう? と自分に置き換えるものだと思う。 ところが 「私だったら」と返すと、よくないことになる。 例えば「私だったら生きていけないわ」…
-
2024/06/16
わが身に置き換えて聴きながら「他人事」に
子どもを亡くした親に限らず 大切な人を亡くした遺族が、かけられる言葉で 「つらいでしょう、私だったら生きていけない」 といった言い方が、いやだ という人がとても多い。ところが 私自身は、あまりピンと来ておらず 一人でよく考えている。 &n…
-
2024/06/15
親以上の自負が伺える言葉かもしれない
他人に言われて傷ついたり、 不快に思ったりする言葉が、遺族にはある。 昨日は、 「気づけなくてごめんなさい」に触れた。 この言葉を、良くない言葉だと 最初は理解できなかった。 「気づけなくて」とは、「私が気づいていたら」 …
-
2024/06/14
言われたくない「気づけなくてごめんなさい」
NHKの朝の「虎に翼」に出てきた 戦後、ヤミ米を食べることを拒否し 栄養失調で亡くなった裁判官がいたこと、 幼いころに母から聞いた。 私には、聞いてつらくなる話だった。 何で幼い私に、このように難しい話を したのだろう・・・…
-
2024/06/13
運転免許更新講習のビデオに見入った
運転免許の更新に行った。 講習の教室に入ってから LINEしていたら、 教官が入ってくるなり 「スマホを触るの禁止します」 と言われたので、 学校の授業みたい、とちょっとびっくりしたが ほんと、その通りだと思い、すぐしまった。 &n…
-
2024/06/12
お骨見て「これは何?」と思ってしまった
「脳死」を経ると、 死は3回あるような気がすると書いた。 私は、その1回目で「死」というものを理解し 何とも早すぎたわけだが、 その時は、まだ目の前にいたあゆみに あろうことか 「誰だろう」とも思ったのだった。 心臓は…
-
2024/06/11
目の前にいたのに「どこへ行ってしまったの」
あゆみと、よく似た経過をたどって お子さんを亡くされたお母さんと話して 受け止め方もよく似てるーと思った。 私は、あゆみが「脳死」と知らされたとき 言葉にするわけにはいかないが 心のなかで(おわった・・・)と思った。 言い繕…