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2016/04/16
きょうから二代目組長だ
母は生前、毎日忙しそうに暮らしている私を気にかけて 自分が元気なうちにと、町内会の「組長」をやってくれた。 組長とは、たくさんある班の元締めみたいなもので めったに回ってくる役ではないのだけれど、 もし抽選で私が当たったら、そりゃ大変だろうと 自らかって出てくれていたのだ。認知…
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2016/04/15
いろんなものを手放してしまった
熊本で大きな地震があって 潰れた家、燃えている家、野宿している人々の姿が、画面に映し出され 本当にお気の毒。 阪神淡路の震災を思い出した。 当時住んでいた大阪の自宅も大きく揺れて 柱がメキメキ音を立てたので 家が折れて崩れ落ちると思った。 私はダイキの上に被いかぶさり、 ダンナ…
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2016/04/12
窮地でチャンスをつかむ人
晩ごはん食べながら、断片的に見たテレビのことだけど、 すごい女性だと思った。 番組がこの人を取り上げた経緯のところは、不明なのだけど ドイツでおにぎり屋を開業して大成功した日本人 ということで訪ねた話かもしれない。 その女性は、どこかの国の旅の途中、ドイツ人男性と出会い、 成り…
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2016/04/12
亡くなった人の思いを知る
朝の連続テレビ小説「とと姉ちゃん」が始まり 早々に、お父さんは結核で亡くなった。 長女の常子は、10歳くらいだろうか。 父の遺言どおり、父親の代わりを務めるため 毎日泣かずにがんばっていた。 でも、父の机の上にあったみかんを目にして 我慢しきれなくなった。 あるモノが、亡くなっ…
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2016/04/10
同じじゃなくても一緒に悲しめたら
きのう、4か月ぶりに日記を書いたら 直後に、「見ましたよ」とメールをくれた人がいて とっても嬉しかったから、きょうも書こう。 成人のお子さんを、病気で亡くされたお母さんと話をした。 内科でのことなので、「小さないのち」にはお誘いできなかったけれど、 それは本当につらいなあ、と胸…
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2016/04/09
今年びっくりしたこと
すごく久しぶりの日記。 なんと今年の初日記。 いろいろ、あったのだけれど、 そのことを考えたら、また書けなくなるので、 きょうは、今年に入ってからビックリしたことを書こう。 もう4月なのに今さら?です。 つい先日まで、このビックリを超える出来事は当分ない と言い切っていたのが、…
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2015/12/13
大切な話は丁寧に話すと決めている
親しい小児科の先生から頼まれ ある大学の、教育学部の授業をした。 話すのは あゆみのことと、私のことと、ダイキのことと、 お母さんから許可をもらった、Sちゃんのことと、T君のことで、 グリーフや死別に関する理論をまじえて準備した。 準備にはいつも時間をかけて、臨む。 それは、亡…
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2015/11/26
近所の人に目がいく
小さないのちの「つどい」に行く日は、 なに話そうかなあ なに聞いてもらおかなー と考え、そうだ!と思いついたことがあったのだが、 行くと、もっと話したいことが持ち上がって 言わなかったので、ここで。 あたまに来る! 斜め向かいの家。 ずっと昔、その家の、日曜大工が趣味のおじさん…
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2015/11/16
朗読教室
「小さないのち」のつどいで 私も絵本が読みたくて やっと、朗読教室を決めた。 「読みたいのは絵本?お孫さんのためですか」だなんて 私の一番いやな「きめつけ」でもの言う先生のところじゃなく その体験教室で出会った女性が教えてくれた、別の教室に いっしょに入学することにした。 たぶ…
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2015/11/03
身障者手帳も持たず
先日、遺品整理をしていたら出てきた母の寄稿文 ダイキに見せて、 私が寂しく思えたところが、どこか、尋ねてみた。 驚いたことに、ばしっと当てた。 「失ったものにくよくよせず のところ?」 そう! 私は、しょっちゅうくよくよする。 だから、あゆみがいなくなったことからも 立ち直ろう…