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2016/10/13
間と「ま」のちがい
「小さないのち」のお母さんたちと こんな話題になった。 間が大事 この「間」とは、会話に含まれる間(ま)のこと。 つらいとき、相手の「間」からいろんなことが伝わってくる。 その人の優しさ、思いやり、理解、見守り、私への信頼。 間(ま)は、長く続くと沈黙となるが、私たちは じっと…
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2016/10/05
それでもお母さんがすき
毎日気が重い。 すぐ近所に引っ越してきた家族。 7才の男の子がいて ぜんぜん大事にされていない。 しかも、先月赤ちゃんが生まれて ますます、目に見えて、大事にされなくなって。 とってもいい子なのに。 いっつも挨拶してくれる。 きょうは、小学校から帰ってくるとき 「こんばんわ〜」…
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2016/09/23
校長先生以外に該当者なく
ダンナと車で走っていたら 喪服のお通夜帰りの人を、たくさん見かけた。 こんなに大勢弔問に来られるお葬式が やっぱり今もあるんやねえ と、つぶやいたところで気づいた。 どの人も若い。 みんな子どもを連れている。 しかも小さい。小学校低学年くらい。 この世代の人が亡くな…
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2016/09/07
反らされてしまう話題
NHKの、朝の連続テレビ小説を 「梅ちゃん先生」から毎日見始めて いまは「とと姉ちゃん」を見ている。 先日、とても違和感を感じる場面があった。 といっても、現実的によくあるパターンとも思える。 私が、こういうところに、こだわりを持つだけとも思える。 主人公(とと姉ちゃん)が、戦…
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2016/08/27
テレビの中と記憶の中のつらい事件
若手俳優の、ホテル従業員に対する卑劣な行動が 連日報道されている。 そのなかで、被害者女性について 40才台なのに という言い方を、誰もしていないことが よかった、というか 言われるんじゃないか、と危惧した自分に気付く。 あるキャスターが 一人の女性の人生をくるわせたと言える …
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2016/08/13
ひねくれるほど 愛しい
あゆみが入院中 その生命のともしびが、いつ消えてもおかしくない というとき 冬季オリンピックが開催されていた。 病院内も沸いていた。 さらにダンナまでも 院内の観客に混ざって、同じテレビを観ていた。 どういう神経なんだろうと 私はとがっていた。 なので私、ずっとオリンピックが苦…
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2016/07/30
よその子が亡くなるのも すごくつらい
庭の掃除をしていたら 近所のおばさんが「暑いねえ」 と声かけてくれた。 暑いね、のあとは お隣が飼い始めた犬の話題 トイレが詰まったがご主人が直した、の話題 娘さんが嫁に行きそうにない、の話題 ほかにもいろいろ最近の出来事が出てから さらりと話された話題に 言葉を失った。 えっ…
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2016/07/26
さすが外人さん
満員電車で帰ってきて 降りた人たちの群れのまま、 改札の外のエレベーターのほうへと流れていき 乗れるかなあ 乗りたいなあ うまく人を追い越し気味に(ずる賢く) エレベーターまで行き着いたとき どうしたわけか、私の前を歩いていた人が 乗らずに 外でドアを押さえて 私を先に乗せてく…
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2016/07/13
いろんな偶然が重なった偶然
友人にお礼のメールをしたら 「いろんな偶然が重なった偶然だったよね」 という返信をくれた。 ほんとそう。 昨日、運わるすぎの日 だと思っていた。 大事な打ち合わせがあった。 時間に迫られながら、家で準備をして プリンターを回している間に、化粧して。 プリンターのところ行くと 紙…
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2016/06/25
子どもの重病の一部始終を経験した人々
機関誌にコラムを連載させていただいている 京大病院「にこにこトマト」さんにお送りした原稿です。 いつもタイトルに悩みますが 今回つけたものは、ぴったり、「まさしく」と感じています。 「小さないのち」は、今から18年前に インフルエンザなどの急性脳症の会として発足しましたが、 こ…