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2017/09/18
病気もしていないのに後遺症
子どもを亡くした家では きょうだい児の育児不安に悩まされることは 普通によくあること。 わが家も例外ではなかった。 といっても、もっぱら父親のほうが。 つまりダンナ。 次はダイキを失うんじゃないかと、 眠っているダイキのおでこに手を当てたり 息してるか、鼻に手をかざしたり 小学…
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2017/09/16
新米の季節
玄関入ったところに、米袋を飾っている。 来た人に、あら可愛い、と言ってもらえるから。 中身はお米なのだが、袋には 先日生まれた、甥っ子の子の 写真や名前が大きく記されている。 お祝い返しの品だ。 「坂下家の新米です」 と自己紹介しているのが面白い。 宅配で届いたとき、 うわ、軽…
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2017/09/14
ぶっそうな世の中だから
日が暮れた帰り道 道の端に、おばあさんが腰掛けていた。 ちょうどきょう、授業で、 お年寄りに、子どもに言うように、ものを言わないようにしたい という話をした。 物忘れが多くなったとしても、子どもになるわけではない。 大人であり、目上の大人、ということを忘れないようにしたい と話…
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2017/06/24
こんなに美味しいいちごのケーキ
こんなに素敵で、美味しいいちごのケーキ 初めて食べた。 東京のつどいで、 一人のお父さんが、人数分買ってきてくださった。 お父さん同士のお付き合いがあって 息子さんが、いちごのケーキが好きだった と、別のお父さんに聞いていたそうで それじゃあ、「つどい」で、みんなで食べようと …
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2017/06/22
「怪しいものではありません」と言いかけた
会員さんから、お引越しの連絡があったとき 淋しいな… と私も思った。 お訪ねさせてもらったことがあり お父さん、お母さんから、お子さんのことを ありありと聴かせていただいた、あのお部屋は 私の思い出の扉にもなっていて。 引っ越しは済んだが、まだ引き渡していないらしい。 やり残し…
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2017/06/19
誕生日のお出かけ先
(つづき) そうして会場に向かい 「自助グループのファシリテーター」講座は始まった。 遺族の「わかちあい」の、始め方・進め方・閉じ方 と進んでいく中で、 ファシリテーター(進行役)が話題を出すとき というところに差し掛かった。 進行役は、参加者の話が続いていたら 静かに身を置き…
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2017/06/18
今どきの子は
日記に書けないようなことばかりが続く日々・・・ 昨日は、ファシリテーター養成講座を担当しに 滋賀県に出かけた。 行きの新快速で、やっと座れて やれやれ、と思っていたら 3才くらいの子を連れた母親が もう満席なのに、座席のほうに来たので 座っていた若い女の子が、席を譲った。 驚い…
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2017/04/06
こんな飛行機に私も乗りたい
看護大学で、グリーフケアの科目を担当するようになり 4年目の新学期を迎えた。 きょうは最初の授業。 準備した内容、時間内に収まるかなあ と思いながら、電車の中でスマホを見て 準備した内容を削ってでも、この記事のこと言う! と決めた。それはこういう話。 法事で帰省するた…
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2017/03/29
人間観察
ダンナが入院ちゅう、につき 病院で待つことが多い。 ベンチに腰掛け、ただ待つだけの時間に 無意識のうちにも、私は人々の動きを見ていた。 一人の患者さんが通り過ぎた。 別の患者さんが、小走りで いま通り過ぎた患者さんを追って行った。 追いついて、 トントンと肩をたたき、何かを手渡…
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2017/03/17
姑とお雛さま
姑とは、難しい関係になり、修復が困難な時期があった。 あゆみを病気で亡くしたあとのこと。 お互いにつらかったからだ と思えるようになったのは、最近だ。 厳しかった姑が、年をとり、体も弱り、 「ぼけてきたんちゃう?」と身内が言うようになり 私は、姑のお雛様のことが気になりだした。…