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2018/09/01
かなりわかってくれている
夏休みが終わり、2学期が始まる時 学校に行くのが死ぬほどつらい子がいて、 そういう子に向けたメッセージを、多く目にする。 そんななかで、不登校の子へのお手紙 というものを知った。 クラス全員で書くらしい。 「出ておいでよ」「待ってるよ」など。 書いたことある?と知人に尋ねたら …
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2018/08/24
姑きょうも生きる
女優の、菅井きんさんが亡くなった。 「必殺」の母上は、私が子どもの頃からお婆さんだった ように思っていたけれど、92才だった。 若いと思った。 姑と比べて。 姑は、ほんとフシギな人。 生まれても、育たないと言われ、 育っても、大人になるまでは無理 と思われている中で大人になると…
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2018/08/12
情けは人の為ならず
グリーフケアの講座は、さまざまな分野に広がっている。 これは、小中学校などの教員対象の研修の場だった。 グリーフケアは、解説だけではピンとこない。 実際例、体験者の声がとても大事。 なので私は、体験発表に呼ばれた。 ある被害者遺族の方と一緒に。 解説が行われている間、後ろのほう…
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2018/07/26
人身事故で特に困る人
仕事帰り、きょうは天神祭りと知る。 JR環状線が、徐行運転になるほどの混み様。 くたくたで大阪駅まで帰ってきて、神戸線に乗り換え あと少し、と思ったところで、突然ガタン。 電車止まってしまった。 いやな予感。 ここで降ろしてもらえれば、家まで徒歩5分なんだけど 一向に動かない。…
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2018/07/17
文字の1つや2つ どってことない
人から優しく大事にされる経験 から 自己肯定感を高める といった話題に、遺族どうしでなったとき 私は、あることを思いだした。 その場にもいたTさんのこと。 ある日、Tさんと食事しながら 名前の話になった。 Tさん、「女の子のなまえは、丸い字が可愛くていい」。 私、喜び、「あゆみ…
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2018/07/07
自分の子は生きてほしいし
大雨警報が出た日の朝 土砂降りの中、ダイキは上下カッパに身を包み いつもより早く家を出た。 休校であっても関係ない。 翌日は、土砂災害の避難勧告も出ていたが やはり行かなければならない。 駅から先は、バイクでしか行けない。 しかも急な坂道。 ちょうどテレビで、豪雨の中を バイク…
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2018/07/01
だいきネタ 繰り広げた末に
大人の、ではなく 子どものグリーフ、グリーフケア をテーマとする講演を頼まれると ダイキの話を一杯する。 文献通りの様子を示した、 モデルのようなタイプでもあるので。 あゆみが亡くなったのは、自分のせいと思い込んでいた お漏らしが始まり、おねしょが続いた 次は誰が死ぬ?親ではな…
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2018/06/18
家ごと揺さぶられて考えた
今朝も寝坊してグーグー寝ていたら 大揺れで、目が覚めた。 阪神淡路のときの揺れが蘇った。 でも、あの時とは違い、ゆっくり動いた。 トイレだけは行っておこうかな、と。 もっと凄い揺れが来たら うわ、行っときゃ良かった、と後悔するから。 そして、トイレで考えた。 私は、生きたい思い…
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2018/05/25
一番いやな記憶の扉
電車に乗って、座っていたら 前に立った男性が、私の頭上の棚に 乗せるつもりの鞄を、落としてしまい、 私の顔をひっかく感じになった。 私、すごく嫌な気分になった。 その人が、あまり丁寧に謝らなかった からではなく もっと嫌なことと繋がってしまったから。 頭の中で。 あゆみが亡くな…
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2018/05/20
なぜ我が子だったのだろう
インターネットカフェで たまたま個室が近かった、というだけの理由で ナイフで斬殺されてしまった男性の奥さんが 「なぜ夫だったのだろう」 と、取材で胸のうちを明かされていた。 ほんと、それしか言葉が浮かばないだろう。 見ず知らずの相手に 何の理由もなく こんなひどい目に 幼い子と…