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2007/07/25
聴くということ
「聴くことしかできないけれど、聴くくらいはできるから、いつでも言って」 と声をかけてもらい、嬉しく思えなかった。 のつづきです。 心がとても弱った状態にあるとき かけてもらう言葉はなくても、気持ちを聴いてもらったことが嬉しかった という経験、遺族はみんなしていると思います。…
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2007/07/04
ものいうのは口か目か
あるケアの研究会で話を頼まれ、ちょっと理屈っぽく話してきました。 ほかでもないケアを専門に考える研究会だからです。 期待する対応を、初級・中級・上級に分けたなら(実は私、三段階くらに日ごろ分類してる) 「上」に相当する、弱ってるときによろしくない、しかも見落とされがちな言動を…
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2007/06/17
思い出の押しつけ
そうそう あるある と連絡もらったりし ちょっと元気になってきたので、 「思い出」についてもうちょっと書いてみようと思います。 あゆみと過ごした時間はわずかだったため、思い出は限られ、 身内のそれぞれが拾い集めるようにして持ち寄り、つなぎ合わせ、共有している ということを昨日…
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2007/06/15
うどんが連れ戻したちゃわん蒸し
時間まわらない、体ついていかない、意識トブの循環のなか また大きな失敗してしまった。 謝って回り、許していただき 時間はちょっとだけできたけど 人と話す元気があんまりないから日記書いてます。 昨日、なに見るでなくぼんやり見つめていたのは 母がうどんを食べる光景でした。 母)…
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2007/05/22
したくてもなかなかできない生き方
自分の日記はたまーにしか更新できないのですが、 私は必ず毎日見に行くブログがあります。 そこにはあちゅ君という小学生になったばかりの男の子がいます。 もともとは、その家の亡くなった子(あちゅのお兄ちゃん)のことが語られないかと思い ちょくちょく見に行っていました。 でも亡くなっ…
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2007/05/14
病児と家族に寄り添う人々
京大病院小児科病棟のボランティアグループ「にこにこトマト」さんで 講演させていただきました。登録者は総勢70名!大所帯です。 依頼を受けていた「寄り添うとは」をテーマにお話しをしたのですが、 聴いてくださるボランティアの皆さんの気持があたたかくて、やわらかで、 とても和やかな…
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2007/05/01
出会いがいいから
きょうは、わかちあいのつどいでした。 私も近況を聴いていただき、 共感してもらえて嬉しかったです。 このところ落ち込んでいました。 いろんながっかりがあり、裏目に出ることや、失敗も続き、 こういう立ち上がれない状況になると 私には立ち戻ってしまう地点があります。 「あのときも、…
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2007/04/07
二重から一重にかわる
子どもの死後、再び大きな悲しみに包まれるのは、 さまざまなことがフラッシュバックするような一周忌前と、 その子のいない誕生日だということが、 会員どうしの対話のなかでよく話題になります。 けれどもあるお母さんは、 「子どもが亡くなってからの年月が、その子が生きた年月を超えると…
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2007/04/01
医学部に行くために必要なこと
ある医師会主催の公開フォーラムに出演したとき、総合討論で、 会場からとてもほほえましい質問がありました。 「高校生です。医学部に行くにはどんな勉強をしたらいいのですか」 私以外の出演者は全員お医者さんで、とてもいいことをお話されていました。 成績や偏差値に関するアドバイスでは…
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2007/03/17
見境のない性格になったワケ
きょう、とっても落ち込みました。 夕方、公園の横を通りかかったとき、 学生服を着た中学生が後ろ向きに立たされて、若い男たちの助走をつけたとび蹴りを受けて、起き上がれなくなりました。 私、中学生の息子と歩いてたんですが、息子の制止を振り切って、割り込んで行っちゃいました。 若い…