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2013/03/25
焦ってもいいわけはないから
久しぶりに、「つどい」にゲストを招いた。 臨床心理士という、 人のこころに、自らのこころを駆使して寄り添う専門職。 若い、しかも独身の、男性。 よく子どもを亡くした親は言う。 子どもを亡くす痛みは、亡くしたことのない人には、わからない。 まして、結婚もしていない、子どもを持った…
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2013/03/06
色あせていく遺影
父の入院、母の度重なるけが、 それに引き続く二次的三次的問題により ジェットコースターに乗り続けているようなわが家だが この日記には、できるだけあゆみにまつわることを書きたいので、 ちょっと視点を変えてみよう。 よそのお宅を訪問し、お子様の遺影を目にした時に えっ・・・と不安を…
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2013/02/16
さらなる災難
吐き気止めの座薬をもらって、2日目の朝 母は1週間ぶりに 薄い味噌汁と、1センチ角の絹ごし豆腐3粒を口にした。 そのとき、かすかに「おいしい」と言ったので、 いけるかも!と思った。 思ったとおり 日に日に、一口一口食べられるようになり、 点滴を卒業できた! 私は、自分にできるこ…
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2013/02/08
食べられなくなって6日
いったいどうなってしまったのか、 母は、土曜日の朝、シチューを一口食べて以来 まったく食べなくなってしまった。 水も、お茶も、ほとんど飲まない。飲めない。 飲むと、戻してしまう・・ きょうは木曜日。 月曜日から点滴に通っている。 火曜日は、朝・夕行き、 先生から「来すぎ」と言わ…
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2013/01/31
今わが家は最悪なり
さらなる悲劇、それは 父が救急搬送された病院から指示された 「前あき肌着を持って来てください」 に始まった。 前あきの肌着など、今どき普通の肌着売り場にはない。 常備しているのは、介護用品の専門店。 看護師さんがそう教えてくれれば良いのに 母は、張りきって探しに出かけ 探してい…
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2013/01/28
今わが家はピンチなり
母がゆくえ知れずになることは、度々あり 一体どういう経路を辿っているのか 夜遅くに帰り着くことが、ちょくちょくある。 お墓参りに行っていたり、デパートに行っていたりと。 夜9時までお墓に参ることはないだろうし デパートも夜の9時を過ぎては、開いてない。 10時になって戻って来る…
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2013/01/20
人が亡くなるタイミング
つどいの自己紹介で、私は近況をお話しする。 当初は、あゆみが亡くなったいきさつを話していた。 その後は、あゆみがいない寂しさを話していた。 さらに年数が経って、近況、というのは あゆみのことを話し尽くしたから、というわけではなく 近況の中に、つまり日々の、さまざまな営みの中に、…
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2013/01/17
生きている子も 死んだ子も
毎年、あゆみの誕生日に、花を贈ってくれる義姉。 義姉というのは、いわゆる小姑(こじゅうとめ)で、 一般的には、けむたい存在。 けれど私は、小姑に恵まれたと思っている。 (姑とは、上手くいっているとは、とても言えないけれど・・) あゆみは、ものすごく人見知りだったのに、 義姉にだ…
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2013/01/15
今年も迎えた誕生日
今年も、あゆみの誕生日を迎えた。 もう年が増えすぎて、よく分からなくなりそうだが 16才、高校1年生。 相変わらず、ケーキを買おうとしない私。 毎年、ダンナが買って持ち帰るのに、 今年は、私を車に乗せて買いに行くことに。 「お誕生日用ですか?」と尋ねられ、 2人同時に、「はい」…
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2013/01/08
やっとこさ年賀状
昨年暮れに ものすごく久しぶりにできたこと、それは、 年賀状を、ほぼ年内に送り出せたこと。 ここ10年以上 年賀状を出す気に、なかなかなれず だからといって、くださった方への非礼も考え、 いただいた方へのみ、送らせていただいていた。 この方法 ずいぶんと、くださる方を減らしてし…