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2014/06/07
まだ当分、元気になれそうにないです。
父は、先週、急性期病院からリハビリ病院に転院した。 前の病院では、ほんとうによくしてもらった。 今度の病院では 看護師さんとぜんぜんうまくいかない。 身体が自由でないことに加え 母の最期にも、お葬式にも参加できていないため とにかく、扱いにくい人になっており 入院中の身でありな…
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2014/05/05
母が急いで逝った理由
水曜日、父の主治医から、手術の経過が順調 という説明を受けたのを機に、初めて父に 「大事な話があるのだけど」と切り出した。 「なに?… 園子のこと?」と返されると すごく緊張が走った。 ずっと黙っていたことを怒るかもしれない。 想像以上に泣かれるかもしれない。 たった今、順調と…
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2014/04/28
しあわせをポケットに詰めこんで
朝の8時半に病室に行くと 父はもう手術室に移動する準備が整っていた。 終わったのは19時。 先生はほんとうに大変だったろうと思う。 待っているだけでも、疲れてしまったが 家に帰ってから、また少し母の部屋を片付けた。 毎日少しずつ、母の遺品を整理しながら たまらなく淋しくなったり…
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2014/04/16
命にじかに触れたようなもの
「おかあさんの呼吸がおかしい」 とダンナから携帯に電話があったとき 私はまだ父の病院を離れられず、 そのとき直感した。今晩が危ない、と。 直感というのは、いかにも、テレパシーかのように感じるが まったくそんなものではなく そのすぐ後、息を引き取ったという連絡があった。 タクシー…
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2014/04/16
父の知らない母の死
母は、最期まで家で過ごすことを希望していた。 父と私は、その希望をかなえるべく とりわけ父は、それはもう、全身全霊で 母の介護にあたってきた。 なのに、これは一体、どういうことだろう。 私は、いつもなら、ちょっと出かけるくらいのことは 黙ってさっと出かけるのに、なぜかあの日は、…
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2014/03/22
いのちを燃やしながら生きる とは
人の命って、つくづく、頑強なものだなあと思う。 母は、10月に、「あと1か月」と言われたにもかかわらず 何度も持ち直しながら 秋は深まり、冬を迎え、年を越して、冬を越し 「それってあれば奇跡だよ」と言われたことのある 桜の花を見る という願いが実現するかもしれない。 ただし母自…
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2014/02/13
覚えていてくれるだけで
母が最初にわからなくなったのは、父のことだった。 つまり夫。 私のことは、ずっとわかっていたはずなのに、 顔を見て、深々とお辞儀をしたり 「ご結婚は?」と尋ねてきたりするようになり 「してるよー」と答えると 「あら、そう、お子さんは?」と尋ねてくる。 このとき私は考えた。 これ…
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2014/01/24
何を言ってもおもしろい
母が認知症ということを、まだ知らない他人と 会話がうまく成り立つ様子は 同窓会のときにもあったらしい。 母が楽しみにしていた同窓会の日 私はどうしても仕事を休むことができず ヘルパーさんに、タクシーで連れて行っていただくようお願いした。 母が不安になるので、お食事…
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2014/01/16
いっしょに住んでいた男のひと
父の入院は継続中で、 このことについて、母はどう認識しているのか というか、父をどのように認識しているのかが 夫の報告から明らかになった。 夫の報告は、「どうも向かいの奥さんは、知らんみたいやな」 から始まった。母の認知症ことを。 昨日、私は、「ごめん 急いでるねん 洗濯物干し…
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2014/01/12
父までも
暮れから、父がかぜをこじらせ さらに肺炎をこじらせ 持病の心臓病が悪化し きょう救急から入院になってしまった。 しかも集中治療室に。 母の介護疲れもあったのだろう。 母の介護は私一人になってしまった。 しかも、父の病院から 付き添いを求められてしまった。 高齢者の入院では、環境…