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2013/09/02
夜中にサイレン
昨夜、あんまり寝る時間がなかったのに 眠るなり、けたたましいサイレンに起こされる。 次々と近づいてくる消防車。 と、サイレンはしだいに近距離で止まる。 ベッドから出たくない。 背中が張り付いている。 でも、近いじゃない! 3階の雨戸をあけると、眼前に炎。 100メートルくらいの…
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2013/08/12
3万円でもらった冷蔵庫
暑い夏の盛りに、突然、冷蔵庫内が常温に。 えらいこっちゃ! 中の物を、1階の両親宅の冷蔵庫に避難させながら 賞味期限切れの食品の多さに反省する。 食べ物、無駄なく美味しく頂かないと・・。 思えば、この冷蔵庫との出会いは思いがけないものだった。 ダンナの、先輩の、元同僚という、見…
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2013/08/06
駅の階段ふみ外す
朝から照りつける太陽。 日傘なしには歩けない。 出勤途中、阪急電車から京阪電車へと移動し 京阪祇園四条駅へと降りていく階段を 日傘をたたみながら、スタスタと下ってしまった。 そんなことして、足下が見えない上に、 ここの階段、独特なカーブがあって スタ スタ スタ ズル っといっ…
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2013/07/05
また口走ってた
あゆみが倒れたとき 救急車を呼ぶのは初めての経験だったが 迷うことはなかった。 それだけの事態だったから。 しかし「それだけ」の事態でなければ 救急車というのは、気安く呼べるものではないと 当時も思っていたし、今も思っていて どうしよう・・ と悩んだ。 夜中に、駅から自転車で帰…
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2013/06/08
動くあゆみ
写真立てほどのテレビを、ダンナが買って来た。 こんなテレビ、どこで使うつもり?と思っていたら、 テレビとして使うのではなく、 やはり写真立てだった。 パソコンに向かって作業すること、数時間。 できた!と見せてくれたのは、 その写真立て風の液晶画面に、 懐かしいあゆみの姿が、次々…
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2013/06/02
あゆみと暮らした家
眠ったままの病状が、もう何年も続いている女の子の病室を 時折訪ねている。 お母さんは、遠い自宅から毎日通い 引っ越しはしないと聞いていた。 家には、その子が元気な頃の思い出が いっぱい詰まっているので、離れられないと。 気持ち、よくわかる。 きょう、引っ越すと聞き、 それまで黙…
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2013/05/24
「会える」というのが一番うれしい
久しぶりの東京のつどい。 家の中が、両親の介護まみれに一変して 家を離れられなくなっていたが でも、やっぱり東京の仲間にも会いに行きたくて 思い切って、留守を頼んで出かけた。 Mちゃんのお母さんの顔が飛び込んできたとき わーって、声を上げてしまった。 ほんとうに久しぶりで。 M…
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2013/05/16
涙して聴いてくれた
京都グリーフケア協会というところで講師をしている そこに、新たに介護・福祉コースができ きょうは初めての授業を行った。 当初、担当が決まったとき 私に介護は、さっぱりワカラナイ〜 いまだに両親の(過)保護下にいるんだから なんて思っていた。 ところが今年になって あれよ、あれよ…
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2013/05/10
命拾いした
夜中になって、 「あっ、明日はゴミ収集!」と思い出した。 夜の間に、玄関の内側にまとめておかなければ、 朝ダンナに持って行ってもらえない。 1階の両親宅のゴミも集めるために そーっとキッチンに入っていくと 真っ暗な中に、立っている。 お化けと思って、腰を抜かしそうになった。 母…
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2013/04/20
初めての仏壇花
春休み中、ダイキが母の散歩係をしてくれていたが 新学期が始まり、私が交替することに。 私:きょうは、どこへ行こうかな? 母:お花屋さん。 花屋に着くと、母は店主に向かって言う。 「お仏壇のお花を2つください」 ほとんどのことを母は一人でできなくなったが 一階のお仏壇(私のご…