-
2020/12/06
生き方の方程式を知らないから
昨日のつづき。 痛いことがあったとき、痛いところを撫でて 「いたいの、いたいの、飛んでいけー」 ってしてもらうことも、私は知らずに育った。 母は、「痛くない」と言うんだ。 いや痛いしー だって、ぶつかったのは私なんだから。 …
-
2020/12/05
隣のおばあちゃんの子育て術すごい
最近気づいた「落ち込んだ気分」の持ち上げ方のヘタさ。 子どもを亡くしているから、なのかと思っていたが、 どうも、それだけではなく もともと落ち込みやすかった気がする。 で、最近読んだ解説で、そうか!と思った。 子どもの頃、落ち込む…
-
2020/12/05
「ふつう」じゃないのに「ふつう」とされた感
また朝の連続テレビ小説「おちょやん」の話。 主人公の少女は、家の貧しさに加えて、 父親がおかしな女を連れて帰ってきたため せっかく行き始めた小学校に、また行けなくなってしまう。 そのことを、担任の先生に 「うちは、普通の子のように…
-
2020/12/03
その言葉は助けになるか?ならないか?
会報を作りながら、さらに思い出した。 助けになったか、ならなかったか、の言葉について。 悲しみが深かった頃、 「私にできることがあったら、いつでも言って」 と言ってもらって、 ああ頼れるんだ、この人には助けてもらえる と思っ…
-
2020/12/02
急に記憶がもどったオルゴールのこと
きょう何気ないことから、 オルゴールのことを思い出した。 あゆみを連れて家族で旅行したとき オルゴール博物館があり、その音色に魅せられた。 あゆみも、不思議そーうに、じっと見ていた。 売店があって、オルゴールを…
-
2020/12/01
子どもだって「かわいそう」と言われたら怒る
NHKの朝のドラマが、半年続いて最終回を迎えるとき まいど、まいど、私も迎える番組ロス。 新しい番組が始まっても、前の人々が現れないのが淋しく、 ぼんやり見ている。 そのうち、また見入るようになり こんどは「おちょやん」という番組…
-
2020/11/30
そのとき本当に親になれた というお話
ある緩和ケア医が、 子どもが亡くなりゆくとき、親「だけ」が言う言葉がある という話をよくしている。 それは、「代われるものなら代わってやりたい」。 まったく、そう。 子どもが亡くなるとなれば、(ほぼ)すべての親が そう思うだ…
-
2020/11/29
頑張れる遺族だけが頑張ればいい
白杖の人が、プラットホームから転落して亡くなった。 何といたましい。 このニュースを見て、 ホーム柵、大事だなあと誰でも思う。 私が出会ったご遺族も、 家族が(目は不自由でないが)ホームから転落して亡くなった。 ホームに柵が…
-
2020/11/28
人知れず影で人を支える仕事
ある鉄道会社での出来事。 知人が、不機嫌気味に言った。 「先日友人が、駅で身を投げようとしている人と遭遇し、 駅員さんも交えて、思いとどまってもらえた。 でも駅での介入はそこまでだったらしく、 結局その鉄道会社は、自社内でしなければよく、 すぐ…
-
2020/11/27
本人の言葉を待って考えに沿っていこう
昨日のつづき。 昨日書いたお母さんは、亡くなったお子さんのことを 「この子はもう苦しくないかな?」 と言ったのなら、 「ええ、苦しくないと思います」 は、言ってもいいように思う。 お母さんの言葉は、そう言っているようなものだ…