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2023/12/08
患者になって初めて知る患者のきもち
ある会議で、いつも同席するお医者さんから おもしろい話を聞いた。 その先生、事故に遭遇し、 勤める病院に搬送された。このあと 患者さんの気持ちがよく分かったと言う。 まず救急患者は、 ストレッチャーに乗せ…
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2023/12/07
「話すことは大事」と言っておきながら
「小さないのち」の会員さんと話をしていて ものすごく嬉しかったことがある。 私は、あんまり自分の子のことを話さなくなったが それは、会員さんのお子さんの話を聴くことのほうが 心地よくなったから。 でも、自分の子のことも話していて …
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2023/12/06
家族は「死んだ」「死んでない」となる
NHKの朝の連続ドラマ「ブギウギ」で 主人公(長女)と父親との暮らしが始まって、 弟(長男)が戦死した通知が届いた。 姉は、じっとしていられないほど苦しく 早々に職場に行ったり、 仕事に取り組もうとしたりするが 父親のほうは…
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2023/12/05
天寿ではなく「天命をまっとう」
高校生の女の子が、自死したあと 校長が全校集会で「天寿を全うした」 と言ったことに、両親があぜんとした という記事を見て、思った。 あゆみのように小さい子でも、 亡くなったあと、こんな風に言われることがある。 人には、それぞ…
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2023/12/04
母親は死ねない仕組みになっているようだ
妻を亡くした(亡くす)夫がたまらなく辛いように 夫を亡くした女性も、深く悲しみ、 生きる意味を見失うほど憔悴しきった方を 私は何人も知っている。 だから 夫婦の別離とは、耐え難いものである と認識しているが、 その後、妻が命を縮めているか…
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2023/12/03
高齢男性の想いの深さと脆さ
昨日書いたおばさんの旦那さんは 叔母さんの闘病の前に亡くなった と聞いていた。 叔母さんは、叔父さんを看取るなり がんが見つかった と私は思い込んでいた。 実際は、順序が違って 叔母さんに進行がんが見つかり 余命…
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2023/12/02
不自由な体になっても感謝する生き方
遠縁にあたる叔母さんと話をして いろいろと自分を見つめ直した。 私ががんの手術をしたのは20年前で その頃、開腹手術のあとの痛みに とてもよく効く麻酔が開発されたと聞いていた。 でも全身麻酔から覚めると、めっちゃ痛かった。 …
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2023/12/01
姑には霊感があると思いこんでいた
夢のことを書いていたら とても不思議なことを思い出した。 姑から聞いた話。 姑が夢を見た。 田舎の従兄弟が、溺れている夢。 従兄弟は漁師。 急いで田舎に電話して、 「きょうは漁に行かないで!行ったら死ぬよ」 くら…
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2023/11/30
わずか10秒間の光景に支えられてきた
夢で会えないことは、 私の場合、もう諦めに近いが 忘れられない夢が、1つあって、 この記憶を抱き締めてきた。 それはあゆみが亡くなって、すぐの頃に見た夢。 先日も触れた、座敷の大きなテーブルに つかまり立ちをしていて …
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2023/11/29
夢でもいいから会いたいのに出てこない
夢の話はよく話題に挙がる。 なくなった子が「なかなか夢に出て来てくれない」 と言う人のほうが多いようで 私も、まったくと言っていいくらい 夢で会うことができない。 夢で会える人と、会えない人、 なにか違いがあるのだろうか? …